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安城市 O様邸 屋根工事
10月に入りました。
ここ一週間で、気温もぐっと低くなりましたね。
今年の夏、皆さんは後悔なく過ごせたでしょうか?
私は製図試験対策に追われていたため、夏なのにどこへも行けませんでした。
覚えているのは、製図用紙の白さと、自分の肌の白さといったところでしょうか。
気が付いたら夏が終了。
もはや後悔もなければ、思い出も、なんなら記憶もない。
そんな夏でした。
どなたか慰めてください。
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さて、時折お伝えしているO様邸についてです。
先日上棟が終わり、現在は電気工事や空調設備工事が進行中。
これが上棟時の写真。
たった一日で、一気に骨組みを完成させます。
だいたい、朝一から始まり、4~5時くらいには終わってしまいます。
仕事に行って、帰ってきたら、もう骨組みが出来上がっているわけです。
ご近所さんとのお話に少し花が咲いたら、もう出来上がっているわけです。
ちょっと疲れて寝過ごしたら、もう出来上がっているわけです。
職人の技術と経験、本当にすごいですね。
ここで、O様邸こだわりポイントをひとつ、ご紹介します。
屋根についてです。
住宅の屋根と言っても、材料はよりどりみどり。
一般的に知られている「瓦」や、セメントがベースの「スレート」、金属板など。
最近の住宅は、スレートが使われることが一般的。
瓦より薄く、耐久性に優れた材料です。
一方、O様邸では、金属板の一種・ガルバリウム鋼板が使用されています。
軽量なため、地震時でも揺れが少なく、錆にも強いのが特徴。
そしてO様邸の屋根は、特殊な加工が施されているんです…。
一般的なガルバリウム鋼板の屋根は、右のような仕上がりになります。
表面が、凸凹してますね。
O様は、これを無くしたいとのことでした。
たしかに、この凸凹が気になる方、おられるのではないでしょうか。
私も、プチプチ(気泡緩衝材)をすべて潰すタイプなので、わかります。
そこで、出っ張りを一つ一つ、折り曲げていき
一枚の板のように見える仕上げに。
左右を見比べると、かなりすっきりした仕上がりになっているのではないでしょうか。
こんな施工方法があったことを、私は知りませんでした。
奥が深いですね。
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こだわりのあるお家を建てたくても、どんな技術があるのか知らなければ意味がありません。
ぜひO様邸のこだわり、皆さんもご参考になさってください…。
次回は、O様邸の耐震装置についてお話します。