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安城市 O様邸 制震ダンパー

2023/10/30

日本ではかねてより、南海トラフ地震が懸念されています。

安城市でも、最大予想震度は「6弱~7」。

めちゃくちゃオレンジですね。

夕張メロンくらいオレンジです。

ここでおさらい。

震度とは「揺れの大きさ」を、マグニチュード(M)は「地震の規模」を表します。

震度は、7が最大。

対してマグニチュードは、定義上、上限がありません。

地球で起こりうる地震に限定すると、理論上、最大はM10。

ちなみに、M12の地震が起こると、地球が真っ二つになるそうです。

エアロスミスが流れてしまいます。

そんな時は、おとなしく、最後の日を楽しみましょう。

 

さて、将来必ず起きるといっても過言ではない南海トラフ地震。

これから住宅を建てるお方は、住宅の耐震性も気にしておられるでしょう。

日本の対地震技術はトップクラス。

住宅用の装置も、今はたくさん販売されています。

 

そもそも、耐震やら免震やら制震やら。

何が違うのでしょうか?

耐震は、壁や梁や柱そのものの強度を高め、地震に強い建物を造ること。

一般的ですが、大きな揺れには弱いのが弱点。

免震は、建物と地盤の間に免振装置をつけ、揺れを吸収するシステム。

大きな揺れでもしっかり低減させますが、大規模な工事が必要で、とっても高価

制震は、梁や柱に制震装置を取り付け、揺れを制御するもの。

耐震より強く免震より手軽。バランス型です。

 

O様邸でも制振装置が用いられているので、今日はそれをご紹介します。

設置したのは、「evoltz」という制震ダンパー。

こんな見た目をしています。

震度1から揺れを吸収し、住宅の倒壊、損傷も防ぐそうです。

製造しているのは、かの有名なビルシュタイン社。

レーシング界隈では、最高品質とも名高いドイツのブランドです。

製造後、幾多の試験をクリアして世に出回ります。

作動耐久試験回数は、なんと100万回。

100万回試験。

9月に試験を終えた身からすると、吐き気のする数値です。

 

今日は、O様邸に設置された制振装置のご紹介でした。

このような装置が家にあるだけで、安心感が違いますね。

きっと大地震の時にも、皆さんのご家族や貴重な財産も、守られるかも。

制振装置があれば、あなたのご自宅はM12の地震にも….

耐えられません。

 

 

 

出典:安城市 『南海トラフ地震(東海地震・東南海地震・南海地震など)の被害想定』 https://www.city.anjo.aichi.jp/kurasu/bosaibohan/yakudachi/yosokuchosa.html

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